株式会社イトーキ(本社:大阪市城東区 社長:平井嘉朗、以下イトーキ)は、Microsoft Mixed Reality パートナープログラムの認定パートナーである株式会社ホロラボ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:中村薫)と共に、MR(MixedReality:複合現実)を実現するヘッドマウントディスプレイ「Microsoft HoloLens」(※1)を活用した次世代遠隔コミュニケーションシステムのプロトタイプを製作し、2018年5月22日(火)~23日(水)にザ・プリンスパークタワー東京で開催されたITエンジニア向け技術コンファレンス「de:code 2018」(主催:日本マイクロソフト株式会社)のHoloLensブース(株式会社ホロラボ様ブース)に参考出展いたしました。
本研究は、遠隔地とのコミュニケーションのあり方についての研究におけるプロトタイプで、遠隔会議での活用シーンを想定し、遠隔地の会議参加者が3D映像で映し出されることにより、あたかもその場の会議に参加している様な臨場感ある視聴体験ができるものとなります。
今後、本プロトタイプを使った実証実験を行い、ディスプレイなどを使ったこれまでのテレビ会議とのコミュニケーション度の違いなどを検証した後、「サイバーフィジカルオフィス」(※2)を実現するための商品化開発を進めていきます。
イトーキはこれからもオフィスの未来像を提案し、より魅力的なオフィス空間創りにつなげてまいります。
HOLO - COMMUNICATION (Augmented Meeting System)
日本マイクロソフト株式会社のエンドースメント
日本マイクロソフトは、イトーキ様がホロラボ様と共に「Microsoft HoloLens」を活用した次世代遠隔コミュニケーションを体験できるコンテンツを開発されたことを心より歓迎いたします。
「Microsoft HoloLens」はデジタルトランスフォーメーションを推進されている多くの法人のお客様によって活用されており、今回の開発されたコンテンツが多くの職場での働き方改革へつながっていくことを期待しています。
日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 Windows & デバイス ビジネス本部
本部長 三上 智子
株式会社ホロラボのエンドースメント
この度イトーキ様がHoloLensを活用し、未来のオフィス環境の可能性を探るチャレンジをホロラボでご一緒させて頂きましたことを大変光栄に感じております。
イトーキ様のミッションステートメント『明日の「働く」を、デザインする。』を体現するような重要な取り組みでしたが、ホロラボがHoloLensと同様に得意とするセンサーデバイスアプリケーション開発技術を活かした新しいコミュニケーションが体験出来るシステムとなりました。
今後は同プロトタイプを活用したオフィス環境革新の実験などを通して、モダンワークプレイスへの革新を実現するシステムへと昇華させていきたいと考えています。
株式会社ホロラボ
代表取締役CEO 中村 薫
「de:code 2018」について
https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2018/
HoloLensブース(株式会社ホロラボ様ブース)にてプロトタイプを展示しました。
※1 Microsoft HoloLensについては下記Webサイトを参照ください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens
※2 サイバーフィジカルオフィスとは、イトーキが提唱する「仮想空間(Cyber)と実現空間(Physical)がシームレスにつながり、ワーカーやチームに対し適切なサポートを柔軟に実現するオフィス」の考え方です。