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ITOKI Open-DX Lab

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ロボテク、IoT・・・。 未来の“働く”が、ここで生まれる

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「自ら全体構想を練り、設計し、形にしていく。それがソフトウェア開発の面白さ」。大学でプログラミングをはじめとした情報技術の世界に魅せられた、開発課 上林。彼が、“数十年先までを見据えた開発”にこだわる理由とは何か。

上林 紺

設備機器商品開発部 開発課

情報知能工学専攻。学生時代に本格的にプログラムの世界と出会い、その魅力にとりつかれた。
2013年、イトーキ入社。現在、開発部のエンジニアとして多様なシステム開発に尽力している。

Question.01 現在の仕事とミッションを教えてください

組み込み系のソフトウェアをやりたかったんです。プログラムだけでなく、メカニカルの分野も好きでしたから。ディスプレイのなかだけで完結する世界ではなく、自分の組み上げたプログラムで実体のあるモノを動かすということに魅力を感じました。それで、メーカーでもあるイトーキを選びました。

今の主なミッションは、メカトロ技術を活用した新規製品の開発と既存システムの改良です。開発にあたって大まかな企画は企画部門が策定するのですが、その先はすべて我々開発部門の仕事。機械系、電気系、そして私がいるソフト系と3領域のチームが協働で具現化していきます。要求分析、要件定義、設計、コーディング、検証まで、上流から下流すべてに関わっていきますので、自分の意見やアイデアを全工程に活かせる余地があり、やりがいも大きいですね。入社から5年ほどですが、全自動貸金庫システムSAD、半自動貸金庫システムESCS、オートラックAn型、入退室管理システムSeculectiなど、本当に様々な開発に関わってきました。

Question.02 この仕事で大切にしていることは何ですか?

携わったなかで最も規模が大きいのが、入退室管理システム。企業のセキュリティを守る、既存システムの大規模リニューアル開発案件でした。多様な機能と高度なセキュリティを、どこまでシンプルに使いやすく実現するか。挑みがいのある仕事でした。

こだわったのは、10年先、20年先もバージョンアップを重ねながら、容易に使い続けていけるシステムにすること。オフィスで用いられる製品は、何十年と使われ続けるものがとても多いんです。なかには発売から30年経っても現役バリバリで活用されている製品も。数十年先の未来でこのシステムを触る人が難なく改訂や調整を加えることができるものにしなければいけませんから、ソースコードの一行一行にもこだわる必要があるのです。ただ、そうした仕事の積み重ねは、自分自身に大きな技術力をもたらしてくれますし、自分の手がけたものが末永く使われるというのは、技術者にとってこの上ない喜びだとも思います。

Question.03 これからのビジョン・夢について教えてください

ここ数年、ロボット、IoTという言葉が世の中で大きな話題であり続けています。オフィスの領域でも、当然のことながらロボット、IoTは“これから”を築いていくうえで重要なキーワードです。イトーキとしてもそれら技術革新を取り入れていく動きは活発。今までになかった製品がこれから続々と生まれていくはずですし、ソフトウェア開発はそのために不可欠な部門となっていくでしょう。私も、未来の働き方を叶える製品づくりの一翼をぜひ担っていきたいと思っています。業界に先駆けて新しい製品を創造するのがイトーキらしさ。現代の働き方を一変させるような新たなイノベーションは、私たちが起こしていかなくてはいけない。イトーキで働いていると、そんな風に思えてきます。

※所属部署・役職は取材当時のものとなります

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