【出展】「リゾテックエキスポ2023」レポート

「ResorTech EXPO20 23 in Okinawa」は、ビジネスマッチングを通した連携・共創の創出や、沖縄県のDXを推進すること等を⽬的とした、沖縄県内最大のDX・IT展示商談会です。五回目となる今年は、昨年より規模を拡大し沖縄アリーナにて開催されました。2日間の開催で14,320名（オンラインも含む）の方にご来場いただき、イトーキとOCHによる共同出店ブースにも多くの方に訪問いただきました。 

「イトーキとOCHによる出展のテーマは、『場所や言語にとらわれず、一人ひとりのスタイルに合った次世代のグローバルワーク環境』です。いつでもどこでも誰とでも、多様な働き方・話す言語の違う人同士が協働できる環境を支える、コミュニケーションツール・インフラ環境を提案しました。

Soundsofa：https://catalog.itoki.jp/series/ShowSeries.action?seriesCode=2480  

アフターコロナのハイブリッドワークでは、オフィスに出社する人も増え、オフィス内でのWeb会議の頻度が高まっています。このような働き方の中で、オープンスペースでのWeb会議では、周囲への音漏れや雑音が問題となっています。イトーキは、これらの音問題を解決するスマートオフィス製品“sound furniture series”を開発しています。2022年秋に発売した第1弾のミーティングテーブル「sound parasol」は、周囲の音を遮音する機能を備えています。そして、今回発売した第2弾のボックス型ソファ「sound sofa」は、座席の背面に指向性スピーカーを搭載し、周囲への音漏れを抑えつつ、座っている人にはクリアな音声を届けることができます。sound sofaの展示の様子は動画でもご覧いただけます。

騒がしい会場内でも指向性スピーカーと指向性マイクによりsound sofa（サウンドソファ）を利用している人とリモート側の双方に適切にWeb会議の音声を届けることができます。  

Medi work Cart：https://www.itoki.jp/products/medi/medi_cart/ 

今回の展示会では、イトーキのナースカートにOCHのリアルタイムAI翻訳システムを載せた「同時翻訳カート」を試験展示しました。リアルタイムAI翻訳「スマリンガルwithディスプレイ」は、高性能なAI翻訳エンジンが搭載されており、音声をリアルタイムで翻訳することができます。コロナウイルスの感染も落ち着き、海外旅行客の増加や海外から日本への移住者も増加しており、言語の異なる人と会話する機会が多くあります。例えば、駅において駅員が海外旅行客と会話する際に役立つと考えられます。カートに載せていることから必要な場所に簡単に移動させて使用することが可能になっており、駅の他、病院や飲食店など様々なシーンで活用できると考えております。

Repli：https://www.ochpower.com/repli 
SG-ONE：https://www.och.co.jp/servics/sg-one 

共同出展したOCH株式会社は、沖縄県那覇市に本社を置く、ITインフラの構築・運用管理や、自社クラウド基盤を活用したプロダクトサービスを提供している企業です。今回同社が紹介したのは、ハイブリットワーク対応NASサービス「Repli」、内閣サイバーセキュリティセンターが企業に求めるサイバー攻撃対策を1台でカバーできる「SG-ONE」、筐体1台で高可用性（HA機能）を実装したネットワークを止めない新タイプUTM「TANDEM」です。

また、11月10日（金）には、「場所や言語にとらわれず、一人ひとりのスタイルに合った次世代のグローバルワーク環境」をテーマにイトーキの小澤と、OCHの松本氏がセミナーに登壇しました。講演では、展示会場に出展したプロダクト・ソリューションの背景にある次世代の働き方について、イトーキが考える「スマートオフィス」のコンセプトを紹介しました。

ブースにてインタビューを受けた際の様子が下記の動画よりご覧いただけます。